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伊丹市立美術館「ドーミエ★人間喜劇」に行きたい!

2008.09.30/Tue

伊丹市立美術館(兵庫)で開催中の『生誕200年記念 ドーミエ★人間喜劇』 がとっても気になっております。

オノレ・ドーミエ(1808-1879)は、1808年にフランスのマルセイユで生まれ、幼い頃にパリに移り住み、家計を助ける傍ら次第に絵画の道に入ったそうです。やがて諷刺雑誌『カリカチュール』を主宰していたシャルル・フィリポンに見出され、その才能をリトグラフ(石版画)で開花させました。ジャーナリズムが勃興しはじめた近代都市の形成期に、類い稀な記憶力と持ち前の描写力で活気に満ちた19世紀のパリの人々を描き、諷刺画家として人気を博したのです。40年にも及ぶ画業のなかで、ドーミエが遺した作品はリトグラフだけで4,000点以上にのぼります。それらは時代を映す鏡となり、今もなお瑞々しい魅力を放っています。

生誕200年にあたる本年、世界でも有数のドーミエ・コレクションを誇る当館では、2部構成でその作品をご覧いただきます。第1部では卓越したデッサン力と観察力に焦点を当て、パリっ子を魅了したリトグラフによる諷刺画の代表作を紹介します。第2部では油彩、彫刻、水彩と多彩な活躍をみせた芸術家としてのドーミエを再考するとともに、戦前に国内で公開された作品や『白樺』『中央美術』など文芸雑誌の紹介記事等をとおして日本での受容史を検証します。

時代とともに人々の心を捉えてきたドーミエの痛快で滋味豊かな魅力に、改めて惹きつけられることでしょう。現代とも相通じるドーミエの芸術世界をどうぞお楽しみください。

伊丹市立美術館のドーミエ・コレクションはとても素晴らしいものばかり。
開催中(〜11月24日)の第1部「パリッ子の表情」はほぼ所蔵品の風俗諷刺作品を展示しています。
第2部「日本人のまなざし」(11月29日〜12月21日)は渡欧画家の森田恒友や黒田重太郎、コレクターの松方幸次郎らドーミエファンの日本人の視点で作品を紹介していきます。

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また関連イベントも開催予定!

ドーミエとカリカチュール(諷刺画) Daumier et la caricature

ドーミエ生誕200年を記念して諷刺画講座の特別編を開催します。お題はずばり「ドーミエとカリカチュール(諷刺画)」。19世紀のイメージ論、なかでもドーミエ研究で知られるセゴレーヌ・ル=メン教授をお招きし、最前線のお話を伺います。「画壇のモリエール」「諷刺画のミケランジェロ」と呼ばれ、バルザックやボードレールら同時代の叡知に賞讃されたドーミエの実像に迫る、またとない機会!(公式サイトより)

講師:セゴレーヌ・ル=メン氏 (パリ第10大学近代美術史教授)
日時:2008年11月15日 午後2時〜
場所:伊丹市立美術館1F講座室
料金:聴講無料(但し、全館共通券が必要です)
定員:100名・先着順(逐語通訳付き)

ユーモア溢れるドーミエの作品、こんな数が一気に見られるのはなかなかありません!

(A・N)

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